食肉と作物の命の差?

私たちは、言葉が通じたり、コミュニケーションの取れる対象に対しては「生き物」と明確な認識を持ちますが、そうでないものに関しては、意外にも「生命が宿っていると感じない」節があるのではないかと、感じる事があります。

例えば、家畜として育てられる牛や豚、鳥などに関しては感情移入する事は容易ですが、野菜や果物などの植物に関しては「植物は植物だから」と切り捨てられる事も少なくありません。

しかし、自然界で成長を遂げる植物は近年の研究によって「植物は感情や知性、記憶力、高いコミュニケーション能力などを持っている」事が明らかとされています。FBIが捜査において植物が目撃した情報を収集する、という話は有名ですよね。

これは、植物を好む方からすれば当たり前の話かもしれませんが、そうでない方からすれば「そんなバカな、非科学的な」と言われてしまうような話です。しかし、既に科学的なレベルにおいて明らかとされている事実でもあります。

なぜ、私がこのような話をしているのかと言いますと、それは「私たちが日頃食べている作物にも命がある」と言う事実を改めて、皆様に考えて頂ければと思ったからです。

観葉植物は大切に育てる方が、食事においてオーガニックな作物を選んでいるとは限りません。また、家畜の飼育環境に避難を浴びせている方が自然栽培やオーガニックな農法の作物を選択しているとは限りません。

このように、人の持つ矛盾についてふと考えてしまった為、このような記事を書いてしまいましたが、皆さんはどうでしょうか。

何が良い、悪いという話ではないと思うのですが、この世に生きている様々な生命が、すべからく心地よく生きられるような時代が来ればと、わたしは思います。

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