小麦がリーキーガットやリーキーブレインの原因になることは、こちらをご覧の皆様はご存知かもしれませんが、その理由については詳しく知られてないかもしれません。
そこで、今回は何故小麦がアレルギーを発生される原因になるのか、アレルギーを発生させない小麦の存在について簡単にご紹介したいと思います。
小麦が何故悪影響を及ぼすのか
これに関しては、品種改良が進み、小麦中に含まれるグルテン、グリアジンの量が異常に増えた事に起因します。
今の品種改良された小麦にはグリアジンという成分が過剰に含まれているため、腸や脳の有害物質をブロックする機能が解除されてしまう事が明らかになっています。
つまり、品種改良が進んでいない古代小麦であれば、リーキーガットやリーキーブレインを発生させる原因にはならないという事ですね。
安全安心な古代小麦
古代小麦については、聞いたことがある方も多いと思います。スペルト小麦、カムット小麦、エンマー小麦が代表的なもので、今では自然食品店にも並ぶようになりました。
これらの小麦はフタツブコムギと分類されており、厳密には小麦の原種ではありません。
小麦の原種に関しては、ヒトツブコムギと呼ばれる存在があり、アインコーン等の品種がそれに該当します。
ヒトツブコムギとフタツブコムギでは染色体に違いがありますが、どちらもアレルギー発症には無関係と言われています。しかし、より原種に近いヒトツブコムギの方が抗酸化作用などが高いと言われているのです。
もし、より良い小麦を探されている方がいれば、ぜひヒトツブコムギをお買い求め頂ければと思います。
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